あなたはペンギンのオスとメスの見分けはつきますか?
ライオンのオスのタテガミの様に見た目ですぐ分かる特徴がないように思えます。
ここではペンギンのオスとメスの見分け方についてお話して行きます。
専門家でも難しい!ペンギンのオスとメスの違い
ペンギンのオスとメスの見分け方についてお話します、と言ってしまいましたが、実はペンギンの性別を見分ける事は専門家でも難しいと言われています。
実際見た目では全く見分けがつきません。
オスの方が体やくちばしがメスより大きい様ですが、個体差がある為はっきりと分かる見分け方にはなりません。
そこで確実に分かる見分け方としては、共寝の際に下側で寝ている状態のペンギンがメス、上に乗っかっているペンギンがオスという事になります。
ただ、いつでも見られるわけでは無いのでやはり中々ペンギンの性別を見分ける事は難しいと思います。
因みに動物園では飼育しているペンギンの体の内部の構造を調べて性別を見分け、オスにはフリッパー(ペンギンの翼のこと)の右側にバンドを付け、メスには左側のフリッパーにバンドを付けます。
こうすれば一目でオスかメスか性別の見分けが付くと言う訳です。
あまりにも見た目の性別の違いがないペンギンならではの性別の見分け方ですね。
まとめ
ペンギンの性別の見分け方はとても難しく、見た目での判断はほぼ不可能という事が分かりました。
同じ鳥類のニワトリやクジャク等はオスの方が派手なのですぐに見分けが付きます。
同じ鳥類でも種類によって大きな違いがあるのですね。
因みにペンギンのヒナは親ペンギンと違い体全体がグレーの羽毛で覆われています。
顔だけは親と同じ白と黒の羽毛なので、まるで羽毛のコートを着込んでいるように見えてとっても可愛らしい姿をしています。
そして孵化後4か月あたりからその羽毛のコートの様なグレーの羽毛が生え変わり始め、親ペンギンと同じ様な色の羽毛に生え変わるのです。
オスとメスの見分けは難しいですが、ヒナとの区別は簡単なペンギンでした。