ペンギンと言えば黒と白の色合いで人気ですが、なんでペンギンは黒と白といった色合いなのでしょうか。
何か特別な理由があるのでしょうか?
可愛いツートンカラーのペンギン
ペンギンの可愛いツートンカラーは見た目の可愛さも相まってとっても可愛いですよね。
しかしあんなにはっきりツートンカラーになっているのには理由があるという事はあまり知られていないのです。
ペンギンの色はお腹は白色、背中が黒色のツートンカラーで、この色が実は魚を混乱させる働きをしているのです。
このツートンカラーにすることによって魚の感覚を狂わせる効果があり、捕食するのに適していると言われています。
ペンギンの色は生きるために重要な理由がある
さらにツートンカラーは保護色になっていて、海に潜っている間、上からペンギンを狙うものには黒が海の深海の色と混じってしまい攻撃が出来ません。
さらに、ペンギンを海の中から狙うものからはお腹が白いため、海に入ってくる光と同化してしまい見えなくなるという効果があるのです。
お腹の白さは敵から守るという意味でも、魚を惑わすという意味でもとても重要な働きをしていると言えるでしょう。
このツートンカラーはペンギンにとって生きていくうえでの武器なのです。
白黒以外の色のペンギンがいた?
ではペンギンはずっと白黒のツートンカラーのペンギンしかいないのでしょうか。
実は昔今いるペンギンとは異なる色合いのペンギンがいたとされています。
そのペンギンはウォーターキングと呼ばれていて、なんと人間くらいの大きさで赤茶と灰色の羽をもつ古代ペンギンだったようです。
このペンギンから現代のペンギンの姿になるまでは意外と最近変化したと見られています。
水中の生活にどんどん変わっていった結果、水の中での危険回避や捕食に適した色合いに変化したのです。
まとめ
パンダに並び、とても可愛らしいツートンカラーのペンギンですが、ペンギンにとってこのツートンカラーは黒と白でないといけない理由があり、さらにその理由が生きていくためにとても重要なことだという事です。
さらにペンギンはどんどん水中生活を快適にするために進化を常に遂げている種であるという事です。
いろんな色のペンギンがいるとそれはそれで可愛らしいかもしれませんが、確かに保護色には向きませんね。