愛らしい姿のペンギンですが、鳴いている姿や鳴き声はあまり知られていません。

そもそもペンギンは鳴くのでしょうか?

鳴くとしたらどんなとき?

調べてみました。

ペンギン 骨格

ペンギンは鳴きます!

結論。ペンギンは鳴きます

ペンギンの成鳥は「プ~ラ」とか「ピィ~ラ」とか「がぁーーー」とか、なかなか当てはまる擬音を見つけにくい声です。

種類によって違いはあるものの、あの可愛らしい姿かたちとはかなりかけ離れた「これがペンギン?」というような鳴き声です。

そしてその立ちが特徴的です。

トランペット鳴き」「ラッパ鳴き」と言われるように、まっすぐ空に向かって首を精一杯伸ばし、翼を広げてお腹から声を出します。

元々どこが首でどこから体なのか判別が難しい(柄である程度わかります)のですが、意外に大きな声です。

では、ヒナはどうでしょう?

ヒナも見た目とは似つかわしくない鳴き声なのでしょうか?

ですが、安心してください。

ヒナは「ぴぃーぴぃー」「きゅぃーきゅぃー」といった鳥のヒナっぽい可愛らしい鳴き声です。

ペンギンも人間のように成長によって声変わりするのかもしれません。

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ペンギンはなぜ鳴くのでしょう?どんなとき?

ペンギンはお互いを呼び合ったり、求愛・繁殖行動、威嚇のときに鳴くようです

ペンギンは集団で生活しています。

見ただけではほとんど区別のつかない集団の中で、お父さん、お母さんペンギンがヒナを呼ぶと、ヒナがお父さんやお母さんペンギンの声に応えて鳴き始めます。

これは、ペンギンの親が卵を温めているときから卵に鳴きかけ、ヒナは生まれる数日前の卵の状態から親に鳴きかけることで、お互いの声で親子だと認識できるようになるそうです。

そして、繁殖期にはパートナーを獲得するために大きな声でアピールして鳴きます。

また、穏やかなペンギンでも、子供を守るためや餌を盗られたときなどには大きな声で鳴いて相手を威嚇します。

まとめ

ペンギンたちは集団の中で鳴き声でお互いを確認しています。

大きな群れのなかで「鳴き声」は大切な役割を果たしているんですね。

水族館や動物園でペンギンを目にする機会があったら、鳴き声にも注目してみたいと思います。

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