イラストなどで見る機会があると思うのですが、頭が黄色でツンツンしているペンギンを見たことがあるのではないでしょうか?

あれは冠羽と呼ばれる飾り羽です。

ある種では逆立っていたり、ある種では垂れていたりします。

色は黄色またはオレンジです。

全ての種類のペンギンに見られる特徴ではなく、マカロニペンギン属の6種に見られる特徴です。

ちなみにマカロニペンギン属の学名はエウディプテスです。

種類により冠羽の特徴も異なるので紹介していこうと思います。

ペンギン 冠羽

マカロニペンギン

前頭部に集中しています。

前頭部から眼の上を通って、後頭部に向けて垂れ下がっています

冠羽の色はオレンジがかった黄色をしています。

ロイヤルペンギン

マカロニペンギンと同じ特徴の冠羽をしています。

イワトビペンギン

眼の後ろでパラパラと跳ねていて、カンザシ状の冠羽をしています

冠羽の色は黄色です。

シュレーターペンギン

全体が上に反り返った冠羽をしています

冠羽の色は黄色です。

スネアーズペンギン

先の方が目の線よりパラっと下がった冠羽をしています

冠羽の色は黄色です。

フィヨルドランドペンギン

冠羽の形はスネアーズペンギンと似ていて、パラっと下がった特徴を持っています

冠羽の色は黄色です。

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 冠羽の前部分の特徴

冠羽は前頭部から後ろに向かって生えています。

この生え方にも特徴があります。

マカロニペンギンとロイヤルペンギンは、両目の上に冠羽が集中していて後ろに向かって垂れています

イワトビペンギンは、両目の上にある眉上の帯がくっつかずに左右に独立しています

他の3種類、シュレーター・スネアーズ・フィヨルドランドは似ています。

眉上の帯がくちばしの根元上部からくっつかずに左右に独立しています。

まとめ

冠羽は6属いる中のマカロニペンギン属にだけ見られる特徴です。

マカロニペンギン属には6種類のペンギンがいて、冠羽の生え方も異なります。

前頭部の生え方が違っていたり、後ろで垂れているものや跳ねているのもがあります。

黄色であったり、オレンジがかった黄色などがあります。

同じ冠羽を持つペンギンであってもその中で特徴も違ってくるのですね。

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