ペンギンはとても人気があり、動物園などでよくみられる動物です。
鳥類でありながら飛ぶことが出来ずにぴょこぴょこ歩く姿はとても可愛らしいものがありますが、魚を食べる食べ方は決まっていて、どうやって食べ、その食べ方の理由は何故なのでしょうか。
ペンギンの生態
動物園や水族館の人気者であるペンギン。
ペンギンはペンギン目ペンギン科の鳥類です。
ただ鳥類ですが、飛ぶことが出来ず水中での生活に適しているのです。
たまに哺乳類と勘違いしがちですが、鳥類は卵で産まれ、餌をそのまま食べれるのに対し哺乳類は卵ではなく授乳で過ごすという差があります。
ペンギンは卵で産まれ授乳がないのです。
ペンギンの魚の食べ方
ペンギンに限らず実は魚を食べる動物みんなそうなのですが、魚を食べる時はだいたい頭から食べます。
これは魚の特徴でもあるのですが、魚を手で持って尻尾の方へ引っ張ってみるとスルッと手から抜けていきます。
頭だとうろこなどが引っかかります。
動物の喉で例えると喉にうろこなどが刺さってしまい怪我をする場合があるのです。
なので大概魚を丸呑みして食事をする動物は頭から丸呑みして食べます。
ペンギンの口と食べ物の種類
ペンギンは頭から魚を丸呑みするのももちろん、あの可愛らしい見た目からは想像がつかないくらいの口の中をしています。
毎日毎日たくさんの魚を一気に食べるペンギンは口の中がとってもとげとげしていて、そのトゲにより逆流しないで丸呑みにすることが出来るのです。
ペンギンの食べる魚の種類は大体が青魚が中心です。
季節や動物園などと取引がある業者さんなどにもよりますが、アジやサバ、イワシやホッケやサンマなどの青魚からイカやエビなども餌にして食べます。
大体毎日250㎏ほどの餌を消費するので結構な量の魚を食べるのです。
まとめ
ペンギンは動物園や水族館ではとても人気者の動物の一つですが、実はあまりペンギンが鳥類という事が知られておらず、とても一日に食べる魚の量も食べ方も豪快で意外とハングリーなのです。
可愛らしい顔をして意外と力強く生きるペンギンはとっても生命力豊かなようです。