皇帝ペンギンを飼育している水族館はいまのところアドベンチャーワールドト名古屋港水族館の2施設をなります。
そんな皇帝ペンギンに会える水族館について調べてみました。
皇帝ペンギンを飼育できる水族館
日本で初めて皇帝ペンギンを飼育していたのは長崎ペンギン水族館の前身である長崎水族館でした。
現在、皇帝ペンギンを飼育しているのはアドベンチャーワールドと名古屋港水族館の2施設のみとなります。
アドベンカーワールドで飼育されていた皇帝ペンギンが感染症にかかったのがきっかけで南極の環境を完備した名古屋港水族館に引き取られたので2施設で皇帝ペンギンに会えるようになりました。
名古屋港水族館は南極への旅がテーマになっているのもあり、日本で最初に極地ペンギン用の水槽を建設して南極の日照時間に合わせて照明を操作しています。
そのため日本の冬が南極の夏なので冬に水族館に行くと水槽が明るく皇帝ペンギンをよく観察することができます。
アドベンチャーワールドは普通の水族館よりとても広く、なかなか会えなかった皇帝ペンギンを飼育して日本で初めて雛が産まれ、繁殖に成功しています。
アドベンチャーワールドでは平成29年10月2日に11羽目の皇帝ペンギンの赤ちゃんが誕生しました。
その赤ちゃんは孵化する予定になっても自力で殻を破り出ようとしなかったので飼育員の手により殻を1枚1枚取り除いてようやく誕生し、しばらく動かない状態でしたが徐々に餌をねだるようになり昨年10月14日より公開されました。
アドベンチャーワールドでは平成16年に初めて赤ちゃんが誕生して完全人工飼育のために皇帝ペンギン同士でペアを作ることがなかったので、なかなか次の世代につながらなかったものの体重800gまでは人の手で育てて体力をつけてから親鳥に戻すという人口育雛となり皇帝ペンギン同士の繁殖に成功したのです。
こんばんは〜
みんなボクの映画観てくれてありがとねー#アドベンチャーワールド #皇帝ペンギン pic.twitter.com/u1rbTKxecH— きんぐぺんちゃん (@_penguin_club) 2018年8月28日
まとめ
日本で皇帝ペンギンの孵化に成功したアドベンチャーワールドのペンギン王国では昨年10産まれた雛が12月に親鳥のもとに戻されてすくすくと成長している姿をみることができます。
名古屋港水族館では南極環境を再現しているのもあり、生き生きとした皇帝ペンギンに会うことができます。