海鳥は一般的に長命だと言われています。
野生と飼育されているので差はありますが、成鳥になると亡くなる割合は非常に低くなるそうです。
ペンギンの平均寿命とは?
ペンギンにも種類がいます。
また、野生のペンギンの寿命を特定することは現段階では難しいです。
海に潜ったりした際に付けていた目印が外れることも多いからです。
飼育しているペンギンであっても、成長してから水族館に来るペンギンもいるのでこちらも正確な寿命はつけにくくなっています。
できる限りのデータを元に平均として出した寿命が幅は広いですが、種類が多いというのも考慮して15歳~25歳だと言われています。
自然界よりも飼育されているペンギンの方が寿命は長くなります。
正確な寿命は現在調査中ですが、野生のペンギンにはICタグのようなものを付けるようになり追跡調査を行っています。
水族館生まれのペンギンも増えてきているので、野生のペンギンと水族館生まれのペンギンの寿命がそれぞれこれから詳しい寿命がわかってくると思います。
最高年齢はどれくらい?
同じ種類のペンギンでも野生と飼育で違います。
エンペラーペンギンは、野生平均は19.9歳ですが飼育下での最高は28歳5か月です。
シュレーターペンギンは、野生最高は17歳以上ですが飼育下での最高は28歳以上になります。
野生か飼育されているかでかなりの差が出てくる種類もあるようですね。
他のも野生で20歳未満ですが、飼育されると20歳以上の種類もあります。
平均寿命は20年前後になっていますが、12歳ほどだとなっている種類もありますし、逆に20歳以上の寿命の種類もいます。
長崎ペンギン水族館のキングペンギンという種類の「ぎん吉」は39歳9か月。「ぎん吉」は水族館に来るまでの年齢が正確ではないのですが、実際には40~42歳だと考えられています。
長崎水族館のエンペラーペンギンという種類の「フジ」は28歳5か月。
稚内ノシャップ寒流水族館のシュレーターペンギンのなかには23歳6か月生きたペンギンもいます。このペンギンは一般の家庭で5年ほど飼育されていたので、実際には28歳以上だということになります。
まとめ
現時点でのデータでは平均寿命は15歳~25歳です。
野生なのか飼育されているのかで寿命も変わりますし、種類によっても寿命が変わります。
野生のペンギンには追跡調査が始まり、完全な飼育下のペンギンも増えてきているので、今後より詳しい寿命がわかってくるでしょう。