皇帝ペンギンはペンギンのなかでも大きなペンギンです。
その卵はもちろん大きいと考えられます。
それではどのくらい大きいのかその特徴について調べてみました。
皇帝ペンギンの卵の大きさ
南極大陸などに住む鳥の仲間のペンギンは多く存在します。
多くのペンギンの卵は洋ナシの形をしていて無地で白っぽい色をしています。
その大きさは、皇帝ペンギンの体長は100cmから130cmで卵の縦の長さは約120mmくらいです。
ちなみにフンボルトペンギンの体長は約76cmで卵の縦の長さ76mmくらいなのでやはり皇帝ペンギンは卵も大きいようです。
皇帝ペンギンのメスは卵を1個しか産みません。
皇帝ペンギンの卵は産んでからすぐに疲労した体を癒すためにも海を目指して長い時間かけて餌を摂りに行っている間、皇帝ペンギンのオスは足の上に卵を乗せて約60日間飲まず食わずのまま温め続けます。
その間のオスは絶食状態となりますが、卵を温めている間はエネルギーの温存のためにエネルギーを消費しないようにほとんど眠るように過ごしています。
そんな南極の冬、気温零下40度以下、暗黒の世界で飢えと闘いながら皇帝ペンギンのオスは卵を足の甲の上に置いてたるんだおなかの皮で包み、立ったまま60日ほど温められた卵はメスが栄養を蓄えて帰ってくる頃に雛に孵ります。
皇帝ペンギンはオス、メスともに子育てはかなり過酷なものといえます。
皇帝ペンギンのオス、メスともに過酷な条件の中で子育てをするため卵もただ大きいのではなく丈夫になっていると考えられます。
まとめ
皇帝ペンギンの卵の大きさは長径120から124mmでキングペンギンの卵の長径は101から106mm、ジェンツーペンギンの卵の長径は64から71mm、でそれぞれ卵を1個産みます。
アデリーペンギンのみ卵を2個産み、卵の長径66から70mmの大きさなので皇帝ペンギンの卵の大きさは一番大きいといえます。