飛ばない鳥としても有名なペンギン。
ご存知でしたでしょうか?
ペンギンは南極にはいるのに、北極にはいないそうなのです。
どちらも寒いから生息出来るのではないかと思いますが、調べていくと詳しいことが分かりました。
北極と違い南極の住みやすさ
かつてはペンギンも北極に生息していました。
その時の名は日本ではオオウミガラスという名前だそうです。
一番最初に見つけられたペンギンです。
属名の『pinguis』 「脂肪」を意味し「太った鳥」の意味合いでペンギンと呼ばれました。
翼が短く飛ぶことが出来ないが、水中では高速で泳ぐことが出来ていたため水中に潜り魚類やイカなどを食べていました。
陸上に上がると歩くのが苦手なので現在のペンギンと同じ歩き方をしていました。
行動を見ると現在のペンギンとあまり変わりませんね。
ですが人間により捕獲・捕食されたことにより、絶滅してしましました。
絶滅していなかったら今でも北極ペンギンもしくは、オオウミガラスとしていたかもしれません。
そして残った現在の南極にいるペンギンがしぐさなど体型なども似ていることから【ペンギン】となったわけです。
では、南極にいるペンギンを北極に連れて行ったらどうだろうかと考える方もいると思います。
生きていくことは難しい環境になるでしょう。
ペンギンは休息をとるため、繁殖をするために陸上(氷上)に上がります。
水の中だと高速に泳ぐペンギンですが、陸に上がると歩くのが大変遅いです。
北極に住んでいるホッキョクグマなどの捕食者に一瞬で食べられてしまい絶滅してしまう可能性が高いです。
生き残れたとしても極寒の地、南極で暮らしているペンギンにとっては病原菌がほとんどいない世界で暮らしているので北極に連れて行くとすぐに病気になってしまいます。
なので、南極に住むペンギンにとっては住みやすい環境でもあるのですね。
まとめ
北極、南極どちらも寒いからと言って暮らせるわけではないということが分かりますよね。
気温としても、南極は平均マイナス50~60度。北極マイナス25度ぐらいだそうです。
南極に暮らしているペンギンにとっては北極が暑い場所だということが気温の違いでも分かります。
南極にも危険な動物がいるので安全な場所というわけでもないと思いますが、南極に住んでいるペンギンにとっては居心地が良い場所だと思います。